電工技能試験を難しく考えてる人いる?この考えで行けばめっちゃ簡単なんだけど。
結局、電工技能試験って何がむずいねん
→器具配置が換わって脳がバグる=難しく感じる
こんにちは。
今回は、電気工事士試験の技能試験の難しさについて語ります。
結論から言うと、
器具配置が変わったり、
高圧線の配線が変わったり、
計器用の器具に繋がる相が変わったり。
他にもいろいろあるのですが、
特にこの3つでイメージができなくなって不合格になる
というパターンが、不合格者全体の9割くらいを占めています。
(残りは電線の長さを間違って切ってしまった、「欠陥」相当のことをやってしまった等)
ですが
今この記事を見ているあなたは、この記事を最後まで見ることで、
「欠陥」や不合格にならないための最善の対策
を打つことができます。
つまり
「試験への合格率」が大幅に上昇する
ということです。
では、内容に入っていきます。
【目次】
前提知識
そもそも「欠陥」とは?
簡単に言えば、
「不合格になる基準」
という感じで覚えてもらえれば、それで大丈夫です。
例えば、圧着接続部分で、心線を出さないといけないのに、出さないまま接続したところで電気流れないですよね?そんな感じの考え方です。
欠陥の種類
欠陥の定義についてはなんとなくわかったけど、
じゃあどんだけ種類あるの?となりますよね。
はっきり言って、結構細かいです。12項目あります。
でも、結構電気の道の人でなくても「これは常識だよね」という内容のものも結構ありますので、そんな身構えなくても大丈夫です。
とりあえず、原本である、試験センターのURLを載せますので、PDF形式でダウンロードして、ゆっくり読んでください。
さて、今PDFをダウンロードした方、こう思いませんでした?
いや、読むのめんどくさっ!
はい、めんどいですよね。
では、ジャンル分けしてみましょう。PDFの番号で書かせていただきますね。
・基本
1,2,5,12
・ちょいむず
それ以外
こんな感じでジャンル分けしてみました。
ジャンル「基本」
恐らく、基本の番号でいえば、なんとなく想像できるのではないかと。
「この通りに作成してください」と言われているのに、その通りやってなかったら、そら不合格だしますよね。
ジャンル分け「ちょいむず」
では、ちょいむずの方です。
ここが、難しい所の所以だと考えています。
なんで難しいかというと、ここのジャンルは「前提知識」が必要です。
(ゲームでいう、「チュートリアル」を絶対やらなければいけない、
そのゲームそのものがクリアできないという仕組みです。)
たぶん、一日では覚えきれないと思います。
なので、何日もかけて、しっかり覚えましょう。
(スイッチとかの器具は何百円とかで売っているので、モノ試しに買ってみるのもありかもしれませんね。)
私の場合は、電気の専門学校に通っていたので、そこで実際に器具を使って覚えました。完全に知識として定着した時間は、だいたい4日くらいだったでしょうか。
なんせ器具がめちゃくちゃある(分類分けしたら2つとか3つとかそのくらい)ので、
どれがこっちでこれがどっちだ?というのを一生分類分けして覚えてましたね。
分類分けする際のコツ的なやつ
とりあえずなんか器具がいっぱいあって、
覚えるのだるそうだなあ
たぶんこう思ったと思います。
では、ささやかながら、覚え方のちょっとしたコツみたいなものを伝授します。
コツ
負荷側の外装剥きが
「10cmか10cm以外か」
どこかのホスト界の帝王みたいな言い方をしてしまいましたね。
解説をすると、負荷には、
「埋込型」
「露出型」
の2つがあります。
10cmは、「埋込型」です。
皆さんのご家庭に絶対1つはある、「スイッチ」これは埋込型です。
←こんなのとか
←こんなやつ。
埋込型というのは、壁に埋まっている又は配線部分で見えないところ、を言います。
逆に、露出型は、壁から出っ張っているところを言います。
←露出型コンセント
照明器具とかは典型的な露出型負荷ですね。
皆さん一度はリビングの電灯交換したこと、あるでしょう?
←白熱電球用の照明器具「ランプレセプタクル」
そんな感じで、分類分けしていけば、覚えられます。
本題、まとめ
結構横道にそれましたが、今まで書いた内容は、結局「前提知識」なのです。
ケーブルの器具接続の部分しか話してません。
では、候補問題をめちゃくちゃ練習したとして、本番に器具配置が変わった場合、どう対処したらいいんだ?と疑問に思ったでしょう。
結論、まず最初にやることは、「複線図」を書くことです。
単線図の条数を見ながら、自分の書いた複線図と見比べ、電線の条数があっているか、しっかり見て、そこから電線の切断などの加工に移ります。
何事も、変化は怖いですからね。でも、その変化の元がわかってしまえば、怖くなんてありませんよ。
では、今回はこの辺で。